二重橋が象徴するものは今もイリスに息づいています。それは、私達の役割は世界中のお客様とサプライヤーの皆様を結ぶ架け橋であるという思いです。
C. マイケル・イリス ‐ 代表取締役社長

株式会社イリスとは

株式会社イリスの歴史は1859年(安政6年)長崎・出島で始まりました。福沢諭吉が辞書を買い求め、幕末諸藩や岩崎弥太郎が顧客名簿に名を連ねたユニークな外国商社は、常に革新的な技術を海外から紹介することで日本の近代化とものづくりに貢献し、イリスグループへと発展しました。

イリスグループは1898年に本社をドイツ・ハンブルクに移した後も、創業メンバーであるイリス家の5代にわたる経営のもと、変わらぬフロンティア精神をもって世界の技術サプライヤーを繋ぐ架け橋としてアジア市場を中心に活動しています。

株式会社イリスは、現在もイリスグループの重要拠点として印刷、紙加工、自動車、航空機、航空宇宙産業、食品、ゴム加工および品質保証システム、技術材料まで幅広い分野の技術製品とサービスを取り扱い、海外の最新の工作機械と技術を日本に紹介し、企業ユーザー向けプロジェクトマネジメントを専門的に提供しています。

沿革

1859年

1860年代

1880年代 - 1890年代

1900年代 - 1910年代

1920年代 - 1930年代

1940年代 - 1950年代

1960年代 - 1970年代

1980年代 - 1990年代

2000年代 ‐ 2015年

現在

1859年

  • 長崎の出島でドイツ商人、ルイス・クニフラーとヘルマン・ギルデマイスターが会社設立。
  • 開業5年以内で長崎で最大のドイツ商社となる。
  • 1866年にカール・イリスが入社し、1868年に長崎支店を統率。
  • カール・イリスの経営のもと、横浜と東京支店が会社の中心となる。
  • 1880年、カール・イリスが単独株主となる。社名をC. ILLIES CO. (イリス商会)と改める。
  • クルップ社の代理権を得て、日本における鉄道網の開発業者として重要な役割を果たす。日本鉄道会社と九州鉄道会社などが主要顧客となる。
  • 1886年10月、イリスによる現代的なヨーロッパ様式の橋が皇居に完成。二重橋と名づけられたこの橋は、以来、イリスの技術水準の高さの象徴となる。

 

  • カール・イリスがハンブルクにあるドイツ東アジア協会の創立メンバーとなり、初代会長に就任。
  • 1910年、カール・イリスが事業を2代目に引き継ぎ、カール・イリス・ジュニアがイリス社長に任命される。
  • 第一次世界大戦の勃発により、ドイツ・日本間の全ての取引が停止。ドイツ企業の日本支店は全て閉鎖され、イリスがそれまで順調に拡張してきた商圏が一時崩壊する。
  • 戦時中、従業員が日本にとどまっていたため、1919年に取引を速やかに再開することができ、東京、横浜、神戸、大阪の各支店を再び開設する。
  • カール・イリス・ジュニアが日本からのドイツ人捕虜帰還事業に乗り出す。
  • 戦後、日本企業がドイツの技術、とりわけ機械工学、電気工学、航空機製造に強い興味を示す。イリスはボッシュ、ブライヒャー、BMW、ドルニアー、MANを含むドイツの有名企業と代理店契約を結ぶ。
  • 1923年9月1日、東京、横浜で死者10万5千人を出した関東大震災が発生。東京と横浜のオフィスは崩壊、全ての書類、記録が消失し、多大な被害を被る。この災害により、複数の顧客が倒産する。
  • 世界恐慌の間、取引額は70%減となり、従業員数は200名から30名に減少。
  • 市場崩壊にもかかわらず、イリスは速やかに復興し、1932年には瀋陽と長春、1938年にはマニラ、1939年には北京に新しい支店を開設する。
  • 1935年、3代目のC. ユルゲン・イリスが新社長に任命され、経営を引き継ぐ。
  • 太平洋で第二次世界大戦が勃発したため、マニラ、日本、満州、中国の支店を閉鎖。
  • ドイツと日本の降伏後、イリスの全資産が日本の米軍政府に接収される。東アジアのオフィスは閉鎖され、ドイツと東アジア間の取引が停止する。
  • 1950年、日本の経済成長により日本での事業再開が可能となり、東京と大阪のオフィスを再び開設。
  • 1950年代後半、繊維工業が主な要因となり韓国経済が好転。イリスは業界リーダーのチェイル・ウール(サムスングループ)の主要サプライヤーとなる。
  • 1956年、日本および韓国市場における、カール・マイヤーテクスティルマシーネン社の独占代理店となる。
  • 1957年、ソウルに支店とカスタマーサービス部門を開設。サムスン創始者のB. C. リーの推薦により、キール・ボン・パクが経営に参画。後にパクは韓国イリスのパートナーとなって繊維機械の枠を超えたポートフォリオの拡大に尽力し、韓国経済の急速な発展に貢献する。
  • 1958年、ハンブルク本社がUFA Palast内の新事務所に移転。同年、ベトナムに支店を開設。
  • 数十年に及ぶ日本と中国での市場活動が実を結び始める。イリスは卓越した繊維技術力と多彩な繊維機器ポートフォリオを主軸とし、全アジア諸国で事業を拡大。その後、食品業界への機器販売を開始し、ターンキー生産プラントを完成させるに至る。
  • カール・ハインツ・イリスが4代目社長として経営を引き継ぐ。1967年、後にパートナーとなるクラウス・リントホルストが東京オフィスの社長となり、アジア拠点を管掌する。その後、カール・ハインツ・イリスとリントホルストは、35年にわたってイリスグループを共同経営し、イリスを新たな高みへと牽引。同年イリスは香港と台湾に新オフィスを開設。
  • アントニオ・ロハ、ジョン・ロハとマニラを拠点とするパートナーシップを結び、共同経営会社イリスエンジニアリングを設立。
  • その後の数年間で活動地域を拡大。1974年、香港に支店を開設。
  • 1981年、カール・ハインツ・イリスがハンブルク商工会議所の代表に選出される。
  • 1984年、東京で開催された創業125周年記念式典で、ドイツ元首相のヘルムート・シュミットが基調演説を行う。
  • 鄧小平主導の開放政策が、新たな市場拡大の起点となる。中国経済圏全域での事業活動展開のため、イリスは広州、北京、上海の新支店をはじめ、様々な地域に連絡事務所を開設する。
  • 1993年、上海に技術サービスセンターを設立。同時に中国顧客向けのアフターサービスを開始し、この分野での先駆者としての地位を確立。
  • 1998年、幅広い製品ラインナップと日本、中国、東南アジアに広がる活動地域を基に、アジア経済危機から迅速に脱する。
  • アジアで経済成長率が最も高いインド(ムンバイ)とインドネシア(ジャカルタおよびバンドゥン)の二国に新支店を開設。
  • 1995年、C. マイケル・イリスが5代目社長となり、パートナーのアンドレ・ピエダバンとロルフ・シュトレラートと共に新経営体制を打ち立てる。
  • 2009年、創業150周年を迎える。
  • 2015年、技術サービスセンターをベトナム・ホーチミンに設立。
  • 2015年、ヴォルフガング・フレーゲル、ゲアト・クノスペ、ヤン・ルンツハーゲンがイリスの経営に参画。

創業以来、変わることなくイリスグループは幅広い産業先端技術のポートフォリオと革新的で総合的なアフターサービスの更なる拡充に努める。

「我々は昨日の灰を守るのではなく、明日の火を灯すのだ。」

カール・ハインツ・イリス(1935-1995)

マネジメント

社長メッセージ

イリスは1859年に日本で創業されました。私たちの150年以上にわたって続く日本でのプレゼンスは、日本と日本のビジネスパートナーの皆様へのコミットメントを表しています。
私たちは世界の一流メーカーの高品質機器とサービスをお客様にお届けし、信頼されるパートナーとして、日本と日本の産業に寄り添い、その近代化の道を共に歩んでまいりました。
競争力ある産業プロジェクトにおいて、先進技術が必要条件であることは明らかです。しかしながら、私たちは注意深く耳を傾け、効果的に対話することこそが成功には不可欠と固く信じています。
これは私たちのビジネス理念の基本であり、長期的なパートナーシップの価値観でもあります。

フランク・オーバンドルフ
株式会社イリス
代表取締役社長

会社概要

社名株式会社イリス
住所東京本社
〒141-0021 東京都品川区上大崎3-12-18 イリスビル
Tel 03-3443-4111  Fax 03-3443-4118
tokyoilliesde

 


大阪支店
〒541-0053 大阪市中央区本町2-6-8 センバセントラルビル 6F
Tel 06-6252-6891  Fax 06-6244-0616
osakailliesde

URLwww.irisujp
代表者代表取締役社長 フランク・オーバンドルフ (Dr. Frank Oberndorff)
設立1859 (安政6年)
資本金30,000,000円
従業員数52名 (内 東京42名、大阪10名)
取引銀行三菱東京UFJ銀行 五反田支店
みずほ銀行 目黒支店
コメルツ銀行 東京支店

会社概要

コーポレート・ガバナンス

株式会社イリスの最大の資産は、信頼できる従業員の献身的な活動と専門知識であると私たちは考えています。
私たちはお客様のニーズに応え、質の高いパフォーマンスを目指してたゆまず努力いたします。
短期的な成功にとらわれず、誠実さを大切にします。

ビジネスパートナー、従業員、株主に対して果たすべき責任を常に自覚し、新たな価値創造を目標とします。この目標を達成するために、革新的な技術ソリューションと個々のお客様に合わせた総合的サービスを追求いたします。

イリスグループの行動規範とコンプライアンス基準を基本的価値観として遵守いたします。(英文詳細を読む