イリスは2024年6月19日(水)~6月21日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された「ものづくりワールド 東京展」に出展いたしました。

 

イリスブースでは、今回日本初展示となるWiest AG社のLaserLAB ロボットキャリブレーションシステムに加え、 BizLink社のTCP自動キャリブレーションシステムのデモンストレーションを行い、注目を集めました。

 

展示製品


 


■Wiest AG社

 


<LaserLAB ロボットキャリブレーションシステム>
製造現場で使用しているロボットにおいて、メンテナンス時の部品交換や衝突等によりロボットのキャリブレーション/補正が必要になった際、Wiest AG社のLaserLABを使用することで現場にロボットを設置したまま、自動で迅速かつ高精度でロボットキャリブレーション/補正をおこなうことが可能となります。ロボットの停止による生産ラインのダウンタイムや作業工数の削減に貢献いたします。

 

 

 


 


■BizLink社

1.<Advintec(R) TCPセンサ>
ロボットによる製造工程の中で良品要件として常に課題とされるTCP(ロボットツールセンターポイント)の継続的な正しい動作位置の確保があります。その課題に対するソリューションとしてAdvintec(R) TCPセンサは製造工程の中で自動でロボットツールと治具の位置を測定、補正値を計算し、正しい位置への補正情報をロボットにダイレクトに伝えることで正しい位置でのロボットツール動作が確保できます。

 

また製造品質の改善だけではなく、不良品・手直し品、ダウンタイムの削減といったコストを抑えることが可能となります。

TCPセンサシステムはコンパクトで設置スペースをとらず、ロボットシステムへの組込みも簡単な為、既存のロボット製造工程にも容易に設置が可能で、溶接、切削、シーリング、搬送グリップ等様々なアプリケーションに利用ができます。

 

2. <機外配線保護ユニット ドレスパック>

BizLinkドレスパックは動作環境の厳しい自動車産業等のスポット溶接、搬送、シーリング工程などの製造設備に適したハイエンドモデルの機外配線保護ユニットです。

幅広い標準ラインナップからカスタマイズまで、お客様の既存のロボットにマッチしたご提案をさせていただいております。

その中でシステムの更なる信頼性、小型化、柔軟性向上を実現したLSH引込みガイドシステム“LSH 3”をリリースいたしました。合理的で非常にコンパクトな設計により、ロボットへの電源供給で最も懸念される不具合である外周干渉を最小限にすることができます。

 

3. <協働ロボット向け機外配線保護ユニット B-Flex>

日々ニーズが高まる軽量・協働ロボット向け機外配線保護ユニットには、専用でB-Flexモデルをご用意しております。小型で取付けに工具が不要な為、非常に簡単に短時間で取付けが可能です。

また柔軟で鋭利な部分がなく、コンパクトで外部干渉を最小限にした設計の為、人とロボットの協働作業中の怪我の心配もありません。こちらは様々なロボットに対応したコンプリートセットのご用意もございます。

 

 

 

ものづくりワールド展は、日本最大級の製造業の展示会であり、今回多くの皆様から弊社取扱技術についての大きな関心とお引き合いをいただきまして、会期3日間を通し大変盛況のうちに終了することができました。弊社ブースにご来場頂きましたお客様および関係者の方々に厚く御礼申し上げます。